<レポート>小宮山友祐・相模原市サッカー協会技術講習会

<レポート>小宮山友祐・相模原市サッカー協会技術講習会


<小宮山友祐 相模原市サッカー協会技術講習会レポート>
 
 

2月某日、神奈川県相模原市出身の小宮山友祐(バルドラール浦安)が、相模原市サッカー協会技術講習会の講師を務めました。昨年につづき2回目となる今回は、幅広い年齢層のサッカー経験者、サッカー指導者など、男女総勢24名が集い、2時間の講習を行いました。

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今回の大きなテーマは「コミュニケーション」。試合中にも度々使われる「寄せろ」という言葉ひとつを取っても、どこまで相手に近づけばいいのか、どのくらいの距離に迫ると相手はプレッシャーを感じるか、共通の認識が必要となります。まずは、そういったコミュニケーションをより深く、丁寧に行うことの必要性を話しました。

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ウォーミングアップは2人1組。手を繋ぎ、チームでひとつボールを持ちます。その状態で他のチームからボールを奪うゲームで体を温めました。相手からボールを奪う、奪いに来た相手から逃げる、どちらもチームでのコミュニケーションが不可欠です。

ストレッチを経て本格的な講習に入ります。前回は2選手間での連携を中心に講習を行ったため、今年は3選手での連携に焦点を当てました。4人で1グループとなり、1人が鬼になります。鬼以外の3人はピッチを右から左に動きながら、1人2タッチまでで味方にパスを出し、ゴールを目指します。ボールを鬼に奪われたり、ラインを割ってしまったりしたらスタートからやり直し。ここに徐々に「シュートを打つ人はダイレクトで狙う」「小宮山選手がGKに立つ」「スタートから8本以内にシュートを打つ」といった制限を設け、3選手がどのように声を掛け合って動けばゴールに近づくかを学びました。

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次は横3人、縦3人の関係をトレーニング。「サッカーがスペースを使うスポーツなら、フットサルはスペースを作るスポーツ」と話す小宮山選手。スルーパスを有効に使う、パスを受けやすい位置に走りこむ、ダイレクトでボールを繋ぐ、といった点を意識しながらゴールを目指します。

次に、よりダイレクトプレーを意識したトレーニングに移ります。3対3のミニゲームで、ドリブルは禁止。オフェンスのチームは1人3タッチまででパスを繋ぎ、ゴールを目指します。「Fリーグでプレーしていても、ダイレクトパスを2本以上繋がれるとディフェンスが難しい」と話す小宮山選手の言葉を参考に、これまでに行ったスルーパスやスペースを作る動きを意識しながらフィニッシュまで持ち込むと、徐々にシュートが決まり始めます。ディフェンスのチームもどのようにパスコースやシュートコースを塞ぐか積極的に声を掛け合い、いいプレーには拍手や歓声が飛びました。

最後はこの日に学んだポイントを生かしながらの6分1本、5対5のゲームを行いました。女性のゴールには3得点が与えられるため、交代のタイミングにも気を配り、各チーム、女性が得点しやすいように動きます。小宮山選手が残り時間や点差を伝えると、それぞれのチームが「追いつこう」「追加点を挙げよう」と意識するようになり、自然とインテンシティが高くなります。

2時間の講習を終えた小宮山選手は「ゲーム中、僕はプレーに対しては何も言いませんでしたが、点差を伝えるとみなさん自然と強度の高いプレーをし、さらに多くのゴールが生まれました。プレーはピッチに立っている選手のもの。その選手たちが考え、判断する材料となるように的確なコーチング、ティーチングをすることが、指導をする上で重要なポイントだと思います」と話し、講習会を締めくくりました。

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相模原市サッカー協会の皆さま、受講者の皆さま、ご参加いただきありがとうございました。