1月25日(日)、町田にて『トラウムトレーニング 内藤清志氏講習会〜第5回テーマ:シュート〜』を開催しました。
今回はシュートにかかわる要素を正確に覚えることに焦点を合わせ、その中でも特に、「できるだけ早くシュートコースを決める」、「GKのタイミングを外す」、「正確なシュートを打つ」という3つの要素を身につけていきました。
まずメニューはDFをつけずにGKだけを置いたシンプルなものからスタートしました。ここではドリブルの歩幅のままシュートを打ちGKのタイミングを外すこと、そしてボールを運びながらもシュートコースを確認することを中心に意識しました。
続いて固定したDFを置き、ボールを受ける動きを織り交ぜてシュートを打つメニューを行いました。受け手はシュートコースを選べる時間を作れるようにボールをコントロールし、一方で出し手は受け手の合図を感じて速いパスを足元に入れることを心がけるよう講師の内藤氏はアドバイスしていました。
次は2人組のダイレクトパスの交換からシュートを打つメニューを行いました。このメニューにはGKのタイミングを外してシュートを打つという狙いがあるため、ペアの2人にはパスのテンポや角度を変えてGKのタイミングを外すことが求められていました。その後、ペアを4人組のグループにしたメニューを行い、ボールに関わる全員がシュートの意識を持ちながら前進していくことを学びました。
続いてゴール前に設置したコーンを利用してシュートを狙うメニューを行い、GKの死角からタイミングを外してシュートを狙う感覚を身につけました。その後のペアでブラインドを利用してシュートを狙うメニューでは、「常に2人がシュートを意識すればGKはタイミングを合わせにくくなる」と講師の内藤氏は強調していました。
そして最後に行ったのはコーンを実際のDFに置き換えたメニュー。攻撃側が3人に対して守備側は2人です。ここでも攻撃側は常にシュートの意識を持ちながらシュートコースを作り、さらにDFの右・左・股下という3つのコースを見極めて判断することを求められていました。
今回は点を取る行為の仕上げである「シュート」というテーマだったこともあり、これまでの講習会で学んだ要素を総合的に取り入れた回となりました。特に、初回から連続して受講されている受講者の方々には継続することの大切さも実感していただけたのではないでしょうか。
受講いただいた皆様、ならびに会場を提供していただきましたフットサラ町田の関係者の皆様、そしてご多忙の中、当講習会を担当していただきましたトラウムトレーニング内藤清志氏に心より御礼申し上げます。
今後も株式会社アレナトーレは日本サッカーの発展に寄与される方々の学びの場をご提供できるよう尽力してまいります。
最終回となる第6回トラウムトレーニング内藤清志氏講習会「シュート②・まとめ」は3月1日(日)20時〜22時よりフットサラ町田にて開催予定です(お申込はこちら)。
皆さまのご参加をお待ちしております。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。