【#坪井戦術】「論より現象」の戦術講習会 ~フエゴ・インテリオールの引き出し方~

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7月6日、町田にて『【#坪井戦術】「論より現象」の戦術講習会〜フエゴ・インテリオールの引き出し方〜』を開催致しました。

今回の講習会は座学と実技による2部構成となっており、戦術コンセプトを頭で理解した後に実技を通じて「現象」を体感してもらうことで、これからの日本サッカーに必要不可欠な本物の戦術、戦術指導を理解していただくことを目的としました。

最初のテーマですが、「2人組のコンビネーション」についてでした。坪井は2人組のコンビネーション(例:壁パスやボール保持者がパートナーにボールを預けた後に斜めに動くアクション)により、数的同数、数的不利でも前進(突破)が可能となることを図解や実際の試合映像を用いて説明しました。守備が組織化され、スペースが少なくなってきている現代のサッカーにおいてこの戦術は非常に効果的であることが分かりました。

次のテーマは「エントレ・リネアス」です。この戦術は、相手の守備組織のライン間のスペースを使うことを意味しており、2人組のコンビネーションと同様にボールを前進させるために有効な手段だと強調します。この「エントレ・リネアス」をボランチとサイドバック(ウイング)の異なるポジションでそれぞれどのように発生させるかを詳細に説明し、また坪井が指導するUEコルネジャ・フベニールCの試合の映像を使い、実際のピッチ上でこの戦術により、どのような現象が引き起こされるかをわかりやすく説明しました。

そしてテーマはこの講習会の本題でもある「フエゴ・インテリオール」へと移行していきます。この戦術は、相手守備ブロックの中にボールを循環させることで、相手選手を中心に引きつけ、周りにスペースを作ることを目的としています。フエゴ・インテリオールとエントレ・リネアスを併用することで相手のマークを錯乱させることが可能になると坪井は論じ、その実例をスペイン代表、日本代表そして、バイエルン・ミュンヘンの試合からピックアップし、参加者の理解を促していました。

講義の終盤には、この講習会で提示した2つの戦術をどのようにして引き出すのかを坪井が実際に行っているトレーニングをいくつか紹介しながら説明していました。そこではいくつかのポイントを挙げながら、選手たちの戦術理解を促すことの重要性を強調していました。

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その後、質疑応答を経て講習会は実技の部へと移行していきます。

実技の部では講義で学んだトレーニングメニューを実際に体感し、理解を深める形で行われていきました。実技の序盤では、トレーニングの目的を達成する場面がなかなか見受けられませんでしたが、回数を重ねるごとに徐々に参加者の方々の理解が深まり、狙いとする現象を多く発生させることができていました。やはり、頭だけで現象を理解するだけでなく、身をもってその現象を体感することによって、より深くまで理解・納得し、それらを自ら、もしくは指導する選手たちへと還元してくことが可能になるということを再確認することができました。

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実技終了後も坪井への質問の列が途切れることなく、盛況のうちに講習会は終了致しました。

今回の講習会は開催が日曜日の夜にもかかわらず50名を越える方々にお越し下さいました。お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。

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また、会場を提供していただきました町田市民文学館、フットサラ町田の関係者の皆様に御礼申し上げます。

これからも弊社は日本サッカーのために尽力される方々の力になるための活動を行ってまいります。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。