ジョアン・ミレット指導者講習会レポート 第5回テーマ『セービング』

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10月5日(月)フットサラ町田にて「第5回ジョアン・ミレット指導者講習会:テーマ –セービング- 」を開催しました。

今回の講習会ではまず受講者の方々にセービングのアップやトレーニングをしてもらい、その後でジョアン・メソッドの指導をしていきました。

 

ジョアンはセービングのトレーニングを膝立ちからはじめます。段階をおって順番に指導していくため、受講者の方も混乱することなく、非常にスムーズに技術の習得ができていました。

膝立ちトレーニングでは最初から受講者の方々がボールを持った状態でスタートしました。
そして、ジョアンは以下のように気をつけるべき項目を挙げていました。

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①キャッチングと同様に、膝立ちの膝幅と肩幅を同じにする
②両腕を出す際に、腕の間に頭があるようにする
③膝と腕を同じタイミングで出す(立った状態でも同じ)
④ボールを遠くにつく
⑤お腹から地面に落ちるのではなく、脇腹から落ちる
⑥地面に倒れた際に地面側の腕の肘は必ず身体の下に、もう一方の肘は身体にくっつける
⑦地面に倒れた際に地面側の膝は曲げずに伸ばす

など多岐に渡り、全ての注意項目について「なぜそうするべきなのか」を論理的に説明していました。

膝立ちトレーニングが終わった後は、立った状態でのトレーニングに入りました。
ジョアンがボールを手で投げてそれをセービングするというトレーニングでした。
そこでもいくつかポイントを挙げながらトレーニングが進んでいきます。

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① 肩幅と脚幅を一緒にした状態でリラックスして待ち、ボールが投げられたら手と脚を同時に出す
② ボールをキャッチして遠くにつく
③ ボールを地面にしっかりと噛ませてボールが動かないようにする
④ 飛んだ勢いを利用して地面を滑りながら身体をボールに近づける
(この際ボールの位置は動かず、地面側の腕の肘は必ず身体の下に、もう一方は身体にくっつける)
⑤ 地面側の膝は曲げない。逆の膝は曲げてボールに近づける(クロージング技術)

ここでも、ジョアンは「なぜそうするべきなのか」を論理的に説明していました。

講習会の最後のパートでは、最初におこなったセービングのトレーニングを受講者の方々に再度やっていただきました。
短い時間でしたが、多くの方が最初よりも明らかに綺麗なフォームで、なおかつ正確にセービングの技術を発揮することができるようになっていました。

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「多くのGKはセービングの技術を発揮する際に、キャッチングをすれば危険なシチュエーションを一度終わらせることができるにもかかわらず、弾くことを第一優先順位として考えています。それが起きてしまう原因は、『GKに勇気がないから…』とか『自信がないから…」ではなく、セービングの技術が正しく身についていないからであると考えています」とジョアンは言います。

今回の講習会では指導者の方々に実際にトレーニングに参加してもらい、実技に参加していただくことが多かったこともあり、質疑応答も盛況で、非常に中身の濃い講習会となりました。受講いただいた皆様、ならびに会場を提供していだたきましたフットサラ町田の関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

 

今後も株式会社アレナトーレは日本サッカーの発展に寄与される方々の学びの場をご提供できるよう尽力してまいります。次回のジョアン・ミレット指導者講習会第7回テーマ「失点分析:守備戦術」は11月16日(月)19時半〜22時半より、町田にて開催予定です(お申込・詳細はこちら)

皆さまのご参加をお待ちしております。

「第1回ジョアン・ミレット指導者講習会 テーマ:指導メソッド概論」のレポートはこちら
「第2回ジョアン・ミレット指導者講習会 テーマ:キャッチング」のレポートはこちら
「第3回ジョアン・ミレット指導者講習会 テーマ:ポジショニング」のレポートはこちら
「第4回ジョアン・ミレット指導者講習会 テーマ:ハイボール」のレポートはこちら


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